1974-05-16 第72回国会 衆議院 社会労働委員会 第25号
現に先般国会に来られました西ドイツの刑法改正委員会の皆さんのお話により、あるいはその改正案を見ましても、西ドイツの刑法における堕胎罪には、いわゆる医学的反応によってあらわれたものはおろしてもよろしいというふうにむしろ西ドイツでも今度これを改正するようでありますから、それはよくわかるのですが、いま申し上げましたような点からすれば、やや時期尚早に失するおそれがないかということが一つの点。
現に先般国会に来られました西ドイツの刑法改正委員会の皆さんのお話により、あるいはその改正案を見ましても、西ドイツの刑法における堕胎罪には、いわゆる医学的反応によってあらわれたものはおろしてもよろしいというふうにむしろ西ドイツでも今度これを改正するようでありますから、それはよくわかるのですが、いま申し上げましたような点からすれば、やや時期尚早に失するおそれがないかということが一つの点。
塩野司法大臣はこの決議に対しまして、決議案を尊重するということを明確にされて、第一点に対しては、「海難発生ノ原因ハ極メテ複雑デアリマシテ、頗ル特異性ノアリマスコトハ、司法当局トシテモ固ヨリ十分之ヲ認メテ居ル次第デアリマスカラ、刑法改正委員会ニ於キマシテモ、諸君ノ御意思ノアル所ヲ能ク伝ヘマシテ、篤ト研究シテ貰フコトニ致ス次第デアリマス」、第二点、これは海事審判を先にするということに対しての司法大臣の弁明
そこで先ず第一に法律から一致しようというので、あらゆる法律に同じ草案を作つて同時にこれを法律にし、違うものについては各委員を選んでこれを調和したのでありますが、その時の独澳刑法改正委員会において、オーストリーの委員に中に姦通存置論者が多かつた。我我が姦通を処罰するということは、何も契約違反を処罰するんじやないんだ夫婦関係の基礎、つまり家庭の秩序、フアミリー・オルドンを保持するのである。
併しその新憲法の精神に即して、どういうふうな基本的観点から改正すべきかということになりますると、人によつて所見を異にいたしまして、相当議論が分れるところであろうと思うのでありますが、今まだ具体的に刑法改正委員会というようなものを拵えたわけではありません。